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症例紹介

頭を動かすとめまいがひどい

【症例58】 67歳、 女性
身長150㎝、体重50㎏。子供2人

症例キーワード: めまい・耳鳴り

主訴

回転する感じで、横臥時に起こった場合は、地の底に落ちてゆくような感じ。悪心・嘔吐、難聴・耳鳴いずれも伴わない。頭を動かすとめまいがひどくなる。風邪の後、疲れた後などに好発。今回は旅行から帰ってきてから発症。一度めまい発作が起こると一週間ほど持続する。年に数回起こっている。更年期のころから続いている。病院で診察を受けたが異常なしとのことであった。鎮暈薬が出ているが、その時だけのききめなので、根本治療がしたい。
したい。
<病歴>
産後腎盂炎を患い、以後も腎臓の数値が高めとのこと。その数値がなにかはわからない。腎結石あり。

全身症状
寒熱 冷え症(-)
二便 大便1日1行
小便1日5~6行
飲食 食欲:平 ,飲水:平~やや多め(湯茶を好む)
全身 腰がだるい
浮腫 下肢及び眼囲
睡眠 良好
発汗しやすい
こめかみのあたりの頭痛、月に2~3回あり
舌質老微紅、舌苔微白
皮膚 色は白く柔らかいが弾力はなく、下肢に指圧痕できる

経過・結果

第1診

「頭位めまい」か。浮腫の存在より痰飲によるめまいと考えられる。病歴及び年齢等から軽微な腎機能低下が背景にあるのかもしれない。自汗及び頭痛より気上衝しやすい体質と考え苓桂朮甘湯を用いることにする。更に高齢者の痰飲頭暈には、自身経験則ではあるが、当帰芍薬散が奏功することが多いのでこれも合わせて用いることにする。

処方1)苓桂朮甘湯(エキス散)3g/6g+当帰芍薬散(エキス散)3g/9g 分2×14日分

第2診~

良好。処方1)を3か月服用し、のち1/2量(1日1包)で3か月服用し、廃薬。7年後、まためまいが出たといって処方1)を持って行かれた。

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