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症例紹介

メニエル氏病後の耳鳴・難聴・めまい

メニエル氏病後の耳鳴・難聴・めまい

【症例48】 68歳、 女性
身長154㎝、体重54㎏、既婚、子供二人。

症例キーワード: 04.精神・神経科08.耳鼻咽喉科11.循環器科めまい・耳鳴り

主訴

メニエル氏病に起こった耳鳴、難聴、めまい。
メニエル氏病はH25.5に発症(激しいめまいと嘔吐)。病院の薬でとりあえずこれらの症状は治まったが、耳鳴と難聴とめまいとが発症した。病院では後遺症とのことで現在もアデホスコーワ、鎮暈薬、VB12が投薬されている。耳鳴は左耳のみで、キーンキーンと大きな音で起床時から終日続く。陰天時はさらに悪化する。難聴は「耳がザワザワして会話が聞き取りにくい」とのこと。めまいは発作時ほどの激しいものではないが、頭位を変えた際に回転性に数秒間起こる。このとき吐き気は伴わない。

全身症状
寒熱 下肢は冷える傾向
二便 大便1日1行。
小便1日7~8行、夜間1行、量は少なめ。
飲食 食欲(平)、飲水(平)。
全身 発作以来疲れやすくなった。
胸腹 良好
浮腫 なし
睡眠 良好
心神 時々動悸あり
汗 頭汗あり
口 特記なし
頭 発作以来すっきりしない
目・耳・鼻 目赤あり
月経 婦人科の病歴なし
面 面色(平)
舌 舌質老・微紅、舌苔微黄。
皮膚 枯燥
体型 小太り
四肢 項背部のコリあり

経過・結果

第1診

毒素の沈着と考える。

処方1)防風通聖散(エキス散)2.5g/7.5g+釣藤散(エキス散)5.0g/7.5g 分2×14日分

第2診

良好。耳鳴(↓↓)、めまい(↓)、ただし難聴は変わらず。

処方1) do. 分2×14日分

第3診

良好を維持。以後も処方1)を継続服用。

処方1) do. 分2×14日分

考察

メニエル病の基本処方を「防風通聖散去麻黄芒硝加菊花縮砂」とし、後遺症・再発予防にも良い効果を上げている。エキスでは防風通聖散合釣藤散で代用しているが納得のゆく効果を得ている。

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    <現病・病歴>
    ピロリ菌陽性にて駆除×2回。現在は陰性。
    過活動膀胱の治療薬を服用していた。現在は服用していない。
    コレステロール(H...もっと見る

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