オデキ

【症例64】 45歳、 男性
身長170㎝、体重74㎏、小太り。
症例キーワード: 皮膚
主訴
3日ほど前から、うなじに発生。発赤は鮮紅色で、直径5㎝ほど、円錐形で中心部は2㎝ほどの盛り上がり。境界不鮮明。触ると患部は熱く、硬く、未化膿。圧痛(++)。全身発熱(-)。
全身症状
| 寒熱 | 平 |
|---|---|
| 二便 | 大便1日1行 小便1日5~6行(夜0行)、量少 |
| 飲食 | 食欲:平 飲水:平 |
| 全身 | 平 |
| 胸腹 | 胃腸は良好 |
| 睡眠 | 良好 |
| 汗 | 平 |
| 舌 | 舌質微紅、舌苔白膩 |
経過・結果
第1診「排膿が始まるまで」 処方1)十味敗毒湯6/6g+中黄膏 「排膿が始まってから」 処方2)十味敗毒湯4/6g+十全大補湯10/15g+紫雲膏 |
第2診処方1)を服用2日後に排膿が始まり、患部が柔らかくなり、境界が鮮明になる。色調も鮮紅色から暗紅色へと変化。同時に痛みも激減。そこで処方2に変更。処方2)を服用後、排膿が加速。ガーゼから漏れ出すほど。結果、内服は7日ほど継続し、紫雲膏は傷口がふさがるまで継続使用した。
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考察
オデキの漢方治療のメリット
★治癒までの時間短縮
★治癒後、瘢痕や色素沈着を残さない。
★再発しにくい。
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