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症例紹介

インフルエンザの予防

【症例124】 34歳、 女性
小柄

症例キーワード: かぜ

主訴

本人及び家族(息子(6歳)と母親)のインフルエンザの予防
4/10:夫が2日ほど前から40℃前後の発熱と強い倦怠感あり。病院へ行くとインフルエンザと判明。本人は抗インフルエンザ薬を服用中。
インフルエンザの予防薬はないかと来局。


全身症状

経過・結果

【第1診】

インフルエンザの治療および予防に参蘇飲+藿香正気散+地竜を用いている。

治療と予防とはその服用量で区別する。

以下自家経験

参蘇飲1包+藿香正気散1包+地竜1包を1セットとし

予防一般:1~2セット/日

家族が発病した場合の他の家族の予防:2~3セット/日

インフルエンザに感染:3~5セット/日

 

処方1)参蘇飲1包+藿香正気散1包+地竜1包 2セット分2(子供は1/2量)

    ×3日分

【第2診】

夫は抗インフルエンザ薬服用2日にてほぼ治癒。家族は処方1)を3日間服用。発症せず。何とかやり過ごすことが出来た。

 

 

 

考察

インフルエンザの治療・予防にはいろいろなやり方がある。また、薬局・薬店の役割としては予防の方が大切なのではないだろうか。
予防には上記セットのほか板藍根も有効である。ウイルス、細菌いずれにも有効である。板藍根1~2包/日。
予防処方例)
参蘇飲1包+藿香正気散1包+地竜1包 ×1~2回/日
参蘇飲1包+藿香正気散1包+地竜1包+板藍根1包 ×1~2回/日
地竜1包+板藍根1包 ×1~2回/日

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